こころの中にある神聖な杜(もり)
日本人が古来から使ってきた「大麻(おおあさ)」と「天然塩」と水彩絵の具を用い、描きました。
大麻(おおあさ)は、
古来より日本の神事の際に使われているものです。神事に使われる麻の部分は麻薬成分はなく、布にしたり、紙にしたりと日本人の生活に欠かせないものでした。
天然塩は、
『古事記』に潮垢離(しおごり)という海水で禊ぎ・祓いをしたという記載があります。
また、日本では、葬送儀礼(そうそうぎれい)の際、葬式後に塩を撒く風習があり、又神道の方では神棚に盛り塩を供えると言った風習があります。これは塩が清浄や生命力の更新といった意味合いをもっています。